2009年11月06日

性悪説

今週水曜日はめずらしく出張しました。(日帰りですけど)

性能評価機関合同主催の「性能評価における試験体製作の厳格化についての説明会」
という講義を受けてきました。

姉歯事件に端を発する建築界の「偽装」は防耐火材、サッシなど次々に発覚して、選択する立場としては混乱しています。

当社でもサッシの防火認定を経験したことがあるので、一通りの流れは理解しているのですが、いままでの流れはあくまでも「性善説」の立場にたっての申請、要するに申請者が試験体を製作、持ち込んだものを機関が試験する。合格すれば大臣認定申請という流れだったのですが、隙間を狙って悪いことをしていた事例が次々発覚して、お上としては考え方を変えた次第です(笑)

申請者は必ず悪いことをするので試験体製作には一切手を出させない、立会いのもとに評価機関が製作したものを試験する。簡単に言うとこんな流れに変わってしまったのです。

スウェーデンの木製アルミ複合サッシの防火申請の担当した立場としては、ビスの長さ、ピッチ、構成材料などまで詳しく要求される申請書類を思い出しました。あくまでも工場からのデータをもとに書類を作ったのですが今後はそれを確かめるために科学的な組成分析(蛍光X線・粉末X線などなど・・・・何のことやら?)導入してすべて疑いのないようにするそうです。

ものすごく時間も労力もコストもかかってしまうんでしょうね。

話を聞いていてなんか憂鬱になったと同時に、もう済んでることなのでホッとしました。

健全な社会資本をつくるためにはしょうがないのですかねぇ。



Posted by タナカ・デ・ヒデキ at 14:39 │Comments(1)TrackBack(0)仕事

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この記事へのコメント
某産業省とかはもろにそうですよ。
領収書は認められない。利益は認めない。
国民の税金を簡単に使わせないというお題目ですが、「おまえがいつ国民から信託されたんだ」と言いたくもなりますよ。こういう勘違い輩が跋扈する国の役所は改革が必要ですよ。性悪説なんですよ。
Posted by 出入り業者 at 2009年11月06日 21:52
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